手相における「7大線」の中でも「生命線」「感情線」と並び、特に重要な「基本3線」とされている「頭脳線」は、あなたの考え方の傾向を表す線です。
持っている才能や仕事運についてもこの「頭脳線」を見れば占うことができます！
仕事や自分のこれからの方向性で悩みをお持ちの方は、手相占いでアドバイスをもらうのがオススメです♪
本記事では、「頭脳線」とはどの線を指すのか、基本的な意味と見方、長いか短いか2本あるかなど特徴別でのその人のタイプについてわかりやすく解説いたします。
頭脳線とは？
そもそも頭脳線とはどの線のことを指すのでしょうか？そして頭脳線の表す主な意味とは何でしょうか？
まずは、頭脳線の位置と主に表す意味、左右それぞれでの意味について解説いたします。
頭脳線の位置はどこ？
「頭脳線」とは、親指と人差し指の間から、小指方向の手のひらの側面に向かって横に伸びている線のことを指します。
基本的には1本の線になっている場合が多いですが、中には2重の線になっていたり、そもそも頭脳線がなかったりする場合もあります。
頭脳線でどんなことが占える？
「頭脳線」は主にその人の
考え方
才能
仕事運
などを意味しています。
「頭脳線が短いと頭が悪い」なんて耳にすることもあるかと思いますが、そう簡単に判断できるものではありません。
別名「知能線」とも呼ばれる「頭脳線」は、「頭」の中に関する事柄を表します。
その人の思考回路や性格の傾向、頭の回転の速さや判断する力などを読み取ることが可能です。
例えば何かに取り組む際、積極的で直感的なタイプなのか、それとも慎重で計画的なタイプなのかが分かります。
思考回路はその人自身の性格だともいえるため、理想を追いかける夢想家なのか、はたまたクールな現実主義者なのかなども判断できます。
またその人がどんな才能を持っていて、どんな職種に向いているのかも、この「頭脳線」から見ることができます。
そして手相には「流年法」といって、線の位置によって年齢を判断する方法があります。
「頭脳線」はこの「流年法」にのっとって、才能が発揮できるタイミング、また反対にスランプに陥る時期などのおおよその年齢を見ることも可能です。
思考法や仕事選びなどに関するアドバイスをくれるのが、「頭脳線」です。
あなたのこれからの生活に、きっと役立ってくれるはずです♪
また手相は右手か左手かで表す意味が異なるため、それぞれの意味を解説いたします。
右手の頭脳線
右手の手相は基本的に
後天的な才能
現在と未来
意識的な変化
などを意味しています。
なので、右手の「頭脳線」が表すものは
現在の思考や性格の傾向
現在と将来の才能、仕事運
といえるでしょう。
右手の手相はこれからの行動で変えることが可能であるとされています。
「頭脳線」が表す自分の思考回路の傾向や状態を知っておけば、日常的な判断やこれからの仕事選びに役立てることができそうです。
左手の頭脳線
左手の手相は基本的に
先天的な才能
生まれながらの性格や過去
無意識
などを意味しています。
なので、左手の「頭脳線」が表すものは
生まれつきの思考や性格の傾向
元々持っている才能、能力
といえるでしょう。
左手の手相は、生まれながらのものであるとされています。
「頭脳線」が表す元々の自分の性格や思考の傾向、持って生まれた才能についても考慮に入れて行動すると良さそうです。
頭脳線の特徴ごとの見方
頭脳線は長いか短いか、濃いか薄いか、などの特徴によって表す意味も変わってきます。
また、頭脳線がある人、ない人も存在しています。
それぞれの特徴ごとに、その人の持つ性質についてご紹介いたします。
長い頭脳線の人の性質
頭脳線が長い場合は、その人が思慮深く理論的なタイプであることを意味しており、計画的に準備をした上で慎重に物事に取り掛かる場合が多いでしょう。
周りに流されることは少なく、基本的にマイペースに行動できるようです。
ただし悩む時間が長過ぎて、優柔不断になってしまうこともあるかもしれません。
石橋を叩いて渡るのは良いですが、ほどほどにしておくことも覚えておいた方が良さそうです。
悩みがいつまでも長引くと、ストレスの原因となってしまうので要注意です。
短い頭脳線の人の性質
頭脳線が短い場合、その人が直感型で行動力のあるタイプであることを意味しており、考えるより即行動することが多く、素早く決断を下すことができるでしょう。
デスクワークよりもフィールドワークが得意な傾向にあり、実際に体験して見識を広げていく場合が多いです。
発想力にも優れているので、自分の感覚を大切にすると良さそうです。
だからといって衝動に任せて無謀な行動をし過ぎるとトラブルも起きかねないので、時には1度落ち着いて周囲に相談してみることも必要でしょう。
濃い頭脳線の人の性質
頭脳線が濃い場合、その人が知性的で頭の回転が速いタイプであることを意味しています。
知的好奇心が旺盛で常に新しいジャンルにアンテナを張っている人が多く、さらに勉強熱心で精神的にも強い傾向にあるため、目標を達成する可能性が高いです。
衝動的にならずに計画性を持って物事にのぞみ、冷静な対処も得意だとされています。
周囲の言葉に流され辛く自身の考え方で進んで行くことができそうですが、自分の頭の回転の速さを自覚しないでいると、周囲を置いてけぼりにしてしまう可能性もあるので要注意です。
薄い頭脳線の人の性質
頭脳線が薄い場合、その人がよく考えることを苦手とするタイプであることを意味しています。
自分で考え決断することができないため、周囲に任せきりにしてしまうこともあり、自信が持てずに人の意見に流されてしまう場面も多いようです。
いい加減な対応を続けてしまい、周囲の信頼を失ってしまう可能性もあるので、もう少し自分の行動には責任感を持つように心がけた方が良さそうです。
頭脳線がない人の性質
まれに頭脳線が存在しない人もいます。
頭脳線がない場合は、その人が軸のぶれやすいタイプであることを意味しており、自分のやりたいこと、やるべきこと、人生の目標が分からずに迷走してしまっているかもしれません。
指針が定まらないまま行動し続けても、袋小路に陥ってしまう可能性が高いでしょう。
無計画な転職を繰り返してしまうこともありそうなので、まずはしっかりと自分と向き合い、進むべき方向を決めることが肝心です。
そして一度やると決めたからには、簡単に諦めずにやり切ってみてください！
頭脳線に現れる特徴ごとの見方
「頭脳線」の表す意味は、周囲の線との重なり方や、現れる特徴によっても変わってきます。
それぞれの場合ごとに、意味と見方をご紹介いたします。
2本になっている頭脳線(二重頭脳線)を持つ人の性質
頭脳線は基本的には1本の場合が多いですが、ごくまれに頭脳線が2本になっている人もいます。
「二重頭脳線」と呼ばれる、大変珍しい手相です。
「二重頭脳線」の持ち主は、人の2倍もの知性、才能を有するうえに、頭脳明晰で独自の感性も持っているといわれているため、仕事においても大いに活躍できるでしょう。
型破りな発想をすることが多いため周りから変人だと思われてしまうこともありそうですが、その個性を活かして人とは違う方法で成功する場合が多いです。
創業者に多い手相とされていて、起業をする可能性もあるかもしれません。
ただし自分の知能の高さを自覚しておかないと、相手のプライドを傷付けて怒りを買ってしまうこともあるので気を付けてください。
終点が2股に分かれた頭脳線を持つ人の性質
頭脳線の終点(小指側)が2股に枝分かれしている場合、その人が好奇心旺盛で多才なタイプであることを意味しています。
様々な分野にチャレンジすることができる上に適応能力も高い場合が多く、勘がいいため何事も器用にこなしてしまうでしょう。
副業や兼業をして成功する可能性も高く、さらには趣味においても一線を画すこともあるかもしれません。
だからといってあまりにも手広く活動し過ぎると、手が回らなくなってしまうこともあるので注意してください。
真っすぐな頭脳線を持つ人の性質
頭脳線が真っすぐな場合、その人が論理的で淡々とした性格であることを意味しています。
また理屈が通らないことは我慢ができない傾向にあるため、頭が堅いと思われることもあるかもしれません。
ですが1度納得できれば効率的に仕事をこなしてくれるため、周囲から頼りにされる場面が多いです。
1つのことに集中できるタイプなので、専門的な知識や技術が必要とされる職業に向いているとされています。
途中で折れ曲がって下降している頭脳線を持つ人の性質
頭脳線が途中で折れ曲がって下降している場合、その人が好きなことを極めるタイプであることを意味しています。
「好きこそものの上手なれ」というように、好きなものに熱中して成果が出る場合が多く、趣味が人から評価されて仕事になってしまう可能性もあります。
ただし無理をして興味のない仕事をしようとすると、上手くいかないかもしれません。
夢を貫いて好きなものを楽しむ気持ちを忘れなければ、成功に繋がるでしょう。
感情線とくっついた(支線で繋がった)頭脳線「ますかけ線」を持つ人の性質
感情線と頭脳線が合わさって1本となり、手のひらをまっすぐ横に伸びている線を「ますかけ線」と呼びます。
感情線とは、小指の下あたりから、人差し指の方向へ横に伸びている線のことを指します。
ちなみに感情線と頭脳線が間に伸びた支線によって繋がっている手相も、「ますかけ線」の1種とされています。
幸運で珍しい線といえばこの「ますかけ線」が有名であり、100人に2、3人しか持たない線といわれていて、非常に珍しい強運を表しています。
天下人の織田信長、豊臣秀吉、徳川家康も「ますかけ線」の持ち主だったとされていることから「天下取りの相」、また掴んだ運を決して離さないことから「百握りの線」とも呼ばれています。
「ますかけ線」がある人は忍耐強くものごとを諦めない天才的な傾向にあり、その特別に優れた能力でリーダーシップを取ることも多いでしょう。
また目標を達成する力に優れているので、仕事においても恋愛においても幸運な結果を勝ち取る可能性が高いです。
真っすぐな感情線と途中で繋がった頭脳線を持つ人の性質
真っすぐな感情線が途中で頭脳線と繋がっている場合、その人が真面目な努力家タイプであることを意味しています。
地道な努力を得意としていて、責任を持って仕事に取り組み成功に繋げる場合が多く、おまけに創造力にも富んでいて多くのアイディアを提案できるため、周囲に重宝されるでしょう。
一方で頑固過ぎる傾向もあり、周囲と衝突することも少なくないため、時には気持ちを落ち着けて人の意見を聞く姿勢を取るようにした方がいいかもしれません。
起点が生命線と離れた頭脳線を持つ人の性質
頭脳線の起点と生命線の起点が離れている手相を、「離れ型」と呼びます。
生命線とは、親指と人差し指の間から手首の方向に伸びていて、親指の根元のふくらみを囲むようにカーブしている線のことを指します。
一般的な頭脳線は、生命線と起点がくっついていることが多いので、珍しい手相だといえます。
「離れ型」は、「KY線」とも呼ばれていて、変わり者の性格を意味しています。
ちなみに「KY」とは、「空気が読めない」の略語です。
「空気が読めない」というと聞こえが悪いですが、自分の軸がはっきりしていて、型にはまらない自由な行動力の持ち主だともいえます。
「離れ型」の人は周りの目を気にし過ぎず、変わり者である自分を受け入れて自信を持って進む方が運も開けるでしょう。
ただ、あまりにも無計画に突き進んでしまい問題が起こるようであれば、行動を起こす前に1度よく考えてみるようにすると良さそうです。
切れ切れな頭脳線を持つ人の性質
頭脳線が細かく切れ切れになっている場合、その人が気持ちに波のあるタイプであることを意味しており、様々な分野に興味を向けますが、どれも集中して取り組むことができない場合が多いでしょう。
気分屋で飽きやすいため何事も継続することが難しく、なかなか安定することができない可能性もあります。
「継続は力なり」という言葉があるように、続けることの大切さを意識してみた方が良さそうです。
鎖状の頭脳線を持つ人の性質
頭脳線に細かく多数の島が現れて鎖状になっている場合、その人があわてんぼうなタイプであることを意味しています。
また相手の話をよく聞かずに勝手な解釈で物事を進めてしまうこともありそうです。
そのそそっかしさから、簡単に防げるはずのミスをしてしまうことも少なくないです。
いったん落ち着いてから物事に取り組むくせを付けるようにすれば、自然と失敗も減るでしょう。
アイランド(島紋)のある頭脳線を持つ人の性質
「アイランド(島紋)」は、島のように見える円形または楕円形の手相で、線の途中に現れるとその線の良い意味を弱めてしまいます。
頭脳線上に「アイランド(島紋)」が現れた場合、その人の神経が極端に疲れていることを意味しています。
くわえて精神的に過敏になっていて、悩み事のために頭を使い過ぎてしまっている可能性があります。
元々繊細で打たれ弱い人に多く現れる傾向にあり、物事を続けることが難しい状態にあるかもしれません。
ストレスをため込み続けると心身ともに弱ってしまうので、周りに相談してみたり、休息を多くとったりした方がいいでしょう。
後ほどご説明する手相の「流年法」にのっとって、感情線における「アイランド(島紋)」の位置からおおよその年齢を判断することができます。
「アイランド(島紋)」が現れている時期には、特に注意して過ごしましょう。
フィッシュ(魚紋)のある頭脳線を持つ人の性質
「フィッシュ(魚紋)」は魚のような形の手相で、胴体にあたる部分が楕円形になっていて、しっぽにあたる線が2本出ています。
「アイランド(島紋)」と形は似ていますが、「フィッシュ(魚紋)」はどこに現れていても幸運を告げてくれる手相です。
特に頭脳線上に「フィッシュ(魚紋)」が現れた場合は、その人が重要視している分野での成功を意味しています。
特に、力を注いできた分野において努力が報われる時がやってくるでしょう。
頭が冴え渡っていることも表していて、重大なアイディアが浮かぶこともありそうなので、なかなか解決できなかった悩みに対しても突破口が見つかるかもしれません。
自信を持って努力し続ければ、良い結果が待っていることでしょう。
「アイランド(島紋)」と同じく、「フィッシュ(魚紋)」も手相における「流年法」にならって、幸運が訪れる時期を予測することも可能です。
この後の「流年法」の項目を参考にしてみてください。
頭脳線の流年法
手相には線の位置によって年齢を判断する「流年法」というルールが取り入れられています。
「頭脳線」も「流年法」のルールが適用される線の1つです。
「頭脳線」において「流年法」は、仕事や知的活動における大きな出来事や、吉凶の訪れるタイミングなどを読み取るのに役立ちます。
流派や占い師ごとに見方の違いはありますが、一般的とされている「頭脳線」での「流年法」の見方をご紹介いたします。
「頭脳線」での「流年法」の場合、人差し指の中央から垂直に線を下ろして「頭脳線」と当たった地点を10歳、同じように中指から下ろした地点を30歳、薬指から下ろした地点を50歳、小指から下ろした地点を80歳と考えます。
「頭脳線」においては、他の線と交わる位置や、「フィッシュ(魚紋)」や「アイランド(島紋)」などの吉凶のサインが現れる位置から、仕事における転機のおおよその年齢が分かります。
「流年法」を使って、仕事で成功を収めるタイミングや脳の疲れに注意すべき時期を把握してみましょう！
きっとあなたのこれからの人生で、役立つときが来るはずです♪
まとめ
今回は、頭脳線の基本から、特徴ごとの意味や見方をくわしくご紹介して来ましたが、いかがだったでしょうか？
「頭脳線」は主に
考え方
才能
仕事運
などを意味する手相です。
「頭脳線」が教えてくれることに耳を傾け自身の才能や思考の傾向を自覚して、これからの仕事や知的活動において役立てましょう♪
また「流年法」によって、人生における大きな転機のおおよその年齢も見ることが可能です。
どの時期に何に気を付けて過ごしていくか、あなたの人生の参考にしてみてください♪
「頭脳線」1つを取ってみても、本記事で解説したように様々な意味を読み取ることができます。
他の線の意味も気になりますよね？
その上、「手相」は人によって千差万別です。
あなただけの人生や生き方が刻まれた、味わい深い「手相」―。
その手に刻まれた意味を、くわしく知ってみたくはありませんか？
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