算命学(さんめいがく)は4000年の歴史を持つ中国で生まれました。 自然界の法則をもとにした東洋哲学とも言われています。
算命学(さんめがく)が確立されたのは、約2300年前です。 生年月日を用いて占う東洋哲学の側面も持ち合わせた占いです。 算命学(さんめいがく)はその人の持つ運命や、運勢を名式と言う表と照らし合わせることで、占うことができます。
政治や軍略、処世術としても用いられてきた歴史があります。
鳳閣星(ほうかくせい)は算命学(さんめいがく)で扱われる星の一つです。 今回は、算命学(さんめいがく)の中でも鳳閣星(ほうかくせい)について掘り下げていきます。 性格や恋愛観・結婚観なども解説していきます!
鳳閣星(ほうかくせい)の性格や特徴
鳳閣星(ほうかくせい)は子供のような軽快さと、情報をもとに分析をする理性的な面を持ちます。多くの情報を扱うことで、思考力が柔軟になっていきます。自分が見たままを自分の知識に落とし込み、伝達をすることが得意です。情報を集め、複雑な内容であっても上手にまとめ、相手にわかりやすく伝えることができるのです。
鳳閣星(ほうかくせい)は自由を求める特性があり、感性が豊かで自然を愛し、素朴なものに惹かれます。そして、大きな自然の中でたくさん遊ぶことも大好きです。衣食住や五感を刺激するものごとに心地よさを感じる人も多いはずです。
基本的に快活で、自分自身の主観から見た時に興味をそそることや、楽しそうなことにどんどん取り組んでいけます。フットワークの軽さを活かして、心のままに楽しいことへと取り組みます。
Point!性格・特徴
本能/伝達本能
五行(陰陽)/火性(陽)
キーワード/自由、柔軟、温厚、遊び、情報、のんびり、理性的、快活
鳳閣星(ほうかくせい)は、たくさんの情報を積極的に手に入れ、楽しいことに積極的に取り組む特性を持っています。多くの情報を取り扱うからこそ、自然と柔軟な思考になりやすいです。多角的な角度から状況を判断していこうとします。集中して取り組んでいることがあったとしても、新しく興味のあることが目の前にやってくるとすぐにそちらが気になってしまうこともありますから、周りからは落ち着きがないと思われることもあります。
この好奇心は情報を扱うことが大好きという特性からきています。鳳閣星(ほうかくせい)を持つ人々は自分自身が身軽で、自由であることを大切にしています。気になる情報や、楽しそうなことがあればすぐにでもその場に駆けつけたい鳳閣星(ほうかくせい)にとって、自分が縛り付けられているという事実は何よりも耐え難いことです。
鳳閣星(ほうかくせい)の恋愛傾向・恋愛運
自由を愛する鳳閣星(ほうかくせい)の恋愛は、のんびりと育む恋愛です。 恋愛に夢中になるというよりは、周りにある興味を引くこと、刺激的な世界が優先されます。例えば誰かに対して、好きだな、というふうに感じたとしてもそれが恋愛的な好きに発展しているのかどうか本人が知覚するまでは時間がかかります。しかし、自分が恋愛に気づくのが遅いからといって、周りに急かされたり、雰囲気に呑まれたして恋愛をスタートするべきではありません。周りがヤキモキして、世話を焼こうとしてくれるかもしれませんが、自分のペースを大切にしてください。
性的指向が男性の場合
気づいたら好きになっていた。というのが鳳閣星(ほうかくせい)の恋愛です。 いつも楽しいことに巻き込んでくれる人だったり、あなたの自由さを尊重してくれる人が相手であれば楽しい毎日を過ごせます。
旅行が好きだったり、面白い場所の情報をいち早くキャッチしてくれる人と一緒に週末の計画を立てる生活をしていくのもよさそうです。
性的指向が女性の場合
自分の考え方を押し付けてきたり、都合を押し付けてこない相手が望ましいです。 ある程度お互いに自立した考えを持ち、偏りのない考え方をしてくれる人との方が長く関係が続きやすいです。
恋の駆け引きだったり、言わなくてもわかる暗黙の了解という文化は、鳳閣星(ほうかくせい)の人々はあまり好みません。自分の考え方をきちんと言葉に出してくれる人と過ごすようにしてください。
鳳閣星(ほうかくせい)の結婚運
生涯のパートナーになった後の鳳閣星(ほうかくせい)は自分の時間は大切にしながらも、パートナーのことを全面的に信じています。そのため、浮気を疑って嫉妬から大きなトラブルになるということはありません。 どちらかといえば、仲の良い大家族を望む傾向にありますから、子育てにも積極的に参加します。金銭的な余裕があると、より落ち着いた家庭環境を構築できるでしょう。
結婚適齢期など、一般的な価値観に縛られることなく、自分が一緒にいたいと心から望める人と生涯を共にすることを意識してください。
結婚後のポイント
鳳閣星(ほうかくせい)を持った人とパートナーになった場合、前述した通り結婚した後のトラブルはあまり起きません。 仲のいい大家族を目指す場合は、金銭的な安定も求めて家族と楽しく過ごす予定のために仕事に躍起になる場合もあります。むしろ、鳳閣星(ほうかくせい)を持つ彼・彼女にとっては結婚するまでに気をつけることが多いかもしれません。生涯のパートナーとなったら、安定して、家庭を大切にする人が多い鳳閣星(ほうかくせい)ですがそれはひとえに一緒にいることが心地のいい人だからです。持ち味の柔軟性が悪い意味で発揮され、押せ押せの相手から勢いに流され、なし崩しのまま関係が発展してしまっている時は注意です。なんとなく結婚をしてしまうと後々自分の気持ちが状況に追いついた後に苦しむことになります。
これから結婚しようという場合は、お互いの自主性をしっかりと尊重できるリラックスした関係が作れる相手なのかどうかを見極めてください。自分が幸せになり、そして相手も幸せでいられるかどうかを、お互いの心に問いかけましょう。気をゆるせ、ストレスを感じすぎない相手であれば、お互いを尊重でき良い関係が自然とできていきます。
鳳閣星(ほうかくせい)の仕事と適職
鳳閣星(ほうかくせい)を持つ人は、自分の興味関心が向いて、楽しいと思える職業につくことで幸運を引き寄せられます。 お金のためだけに働くというのは、鳳閣星(ほうかくせい)には苦痛が伴いやすいです。業種にこだわりすぎる必要はありませんが、金銭以外にも楽しみが見出せる仕事を選ぶようにしてください。
情報を扱うことが得意なので、マスコミ関係や、広告代理店のような情報を、広く他の人に伝達する仕事はやりがいを感じやすいです。他にも、文章を書くのが得意という人なら、ブロガーなどでも成功するかもしれません。また、五感の鋭さを発揮して、料理人などを目指すのも良いでしょう。
自分の好きに正直になり、この仕事をしてみたい!という気持ちのままに過ごしてください。鳳閣星(ほうかくせい)の興味はうつろいやすいので、仕事に飽きてしまったタイミングで転職を視野に入れる必要もあります。持ち前のフットワークの軽さを生かしつつ、楽観的に人生を謳歌すると次第に自分の持ち味が磨かれていきます。
鳳閣星(ほうかくせい)の人体図の位置で現れる性格
人体図をみたときに、どの位置に鳳閣星(ほうかくせい)があるかによって、現れやすい性格が変わってきます。
鳳閣星(ほうかくせい)が中央(胸)にある
柔軟な考え方が強調されます。 自然体で生きることを求め、何事においても柔軟に考えようとします。目の前のやりたいことにワクワクしながら過ごします。柔軟な考え方を持っているので、偏った物の見方をすることが少ない事も特徴です。誰に対してもフラットに接することができます。興味の向かないことには集中することができないので、趣味であれ仕事であれ、興味のある分野に挑戦するようにしてください。周りから見ると、熱し易く冷め易く、諦めが早いと思われることもありますが、当人としてはやりたいことが変わっただけという単純な理由で物事の区切りを決めています。
鳳閣星(ほうかくせい)が北(頭)にある
本能のまま、自分の楽しさを軸に行動します。 食べたい時に食べ、眠りたい時に眠り、遊びたい時に遊ぶという生活を理想としています。誰しも心の中に子供の部分を持っているものですが、北に鳳閣星(ほうかくせい)を持っている人々は、特に子供のような自由を求める傾向にあります。自由に過ごすためなら、勝ち気な部分や願望を達成しようという熱意が顔を覗かせます。周りから、子供っぽいと思われたり年相応に振る舞いなさいと言われることもあるかもしれません。しかし、この子供っぽさは自由の象徴でもあり、最高の魅力でもあるのです。
鳳閣星(ほうかくせい)が東(左手)にある
楽しみを見つけ出す才能があります。 一見すると大変な状態に思えることであっても、笑顔になれる雰囲気を作れたり、苦難の中にも楽しさを見つけ出すことができます。新しいことに挑戦する意識を持って、自分が飽きない工夫ができるとも言えます。楽観的に見えることから、周りには危機感がないと思われる場面もあります。しかし、本人としては非常に真面目に取り組んでいます。苦しんだり、楽しくない状態のまま進めるよりも、どんな時も楽しく過ごしたいという気持ちを持って物事に取り組んでいる、非常にポジティブな人なのです。
鳳閣星(ほうかくせい)が南(腹)にある
非常におおらかで、寛大な部分が強調されます。 楽観的で、枠にはまらない自分が楽しく過ごせる自由な生き方を好みます。フットワークが軽く、なんとかなるさ精神で物事に取り組みます。やりたい目標がしっかりと定まっている時には、その目標に向けてしっかりと進んでいきます。自分自身が自由な生き方を求めているため、非常に柔軟な考え方をしています。多種多様な生き方があることを根本的に理解しており、人の幸せの形がさまざまだということも理解していますから、誰かに考え方を押し付けようとはしません。そして同時に、自分の自由が損なわれないようにと自衛をしています
鳳閣星(ほうかくせい)が西(右手)にある
楽しいことに情熱を持って取り組みます。 楽しいことに敏感なので、多趣味になりやすい傾向があります。ただし、鳳閣星(ほうかくせい)の人々は基本的に気分屋です。たくさんの趣味があったとしても、気分が乗らなければ昨日まで楽しかった趣味に対しても、全く手をつけない事もあります。何もしないで過ごす日があったかと思えば、寝る間も惜しんで趣味に没頭するという日もあります。これは、ただ自然体で人生を楽しんでいるだけなのです。自然体で過ごせることが重要ですから、自分が居心地よく過ごすためにも、周りの人にも居心地良く過ごしてもらえるように気を配ります。
鳳閣星(ほうかくせい)が人体図に複数存在している場合
鳳閣星(ほうかくせい)が人体図に複数存在すると、鳳閣星(ほうかくせい)が持っている「自由・柔軟性」という特性が増えていきます。
鳳閣星(ほうかくせい)が2箇所
自由さや、柔軟性が増しますから、自由人という印象が強くなります。周りから見た時には、この自由さを完全に理解することは難しいのでマイペースな人と思われることもあります。しかし実際のところは、鳳閣星(ほうかくせい)はただただ本能のままに自由なだけなのです。
鳳閣星(ほうかくせい)が3箇所
鳳閣星(ほうかくせい)が増えていくと、次第に柔軟さが増していきます。 この柔軟さは自分が自由でいるため、そして誰しも人は自由であるべきという考え方からきています。誰に対しても平等に接しようとしますから、ドライに見られてしまうこともあります。
鳳閣星(ほうかくせい)が4箇所以上
上記の特性がさらに強まります。 おおらかさ、平等精神が際立ちますが、一方で自分の中にあるこだわりをしっかりと守ろうとします。感情の機微に疎くなりやすくなり、自分の感情の変化にも気づきにくくなります。ドライを通り越して、薄情にならないようにしてください。
まとめ-鳳閣星(ほうかくせい)と他の十大主星が人体図にあった時の影響
鳳閣星(ほうかくせい)を持つ人々にとって、自由に過ごすこと、自由に過ごせる環境があることは心の支えになります。社会の中で、自由に過ごすことは容易ではありません。けれども、自分の可能性を追求し、楽しいことを求めていくことで真の自由を手に入れることができるのは鳳閣星(ほうかくせい)の強みの一つです。自分の得意なことを見つけ、好きなことをして過ごし、苦手なことは人の助けを借りながらうまく社会と迎合していってください。
算命学(さんめいがく)では、鳳閣星(ほうかくせい)だけではなく他にも9つの星々の配置などを見てあなたの基本的な性格や、得意不得意を読み解いていきます。 そのため、この記事で解説した事柄はあなたの個性を表すほんの一部です。
自分の事というのは、案外よく知らないものです。 算命学(さんめいがく)が自分自身を深掘りしたり、自分と向き合うきっかけになれば幸いです。
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算命学(さんめいがく)を含め、生年月日を使用した占いは自己分析にぴったりです。 生活の中に占いを取り入れることで、昨日より明日の自分がさらに生きやすくなったり、伸び伸びと暮らせるきっかけを手に入れることができます。
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もしかしたら、そのモヤモヤはあなたが自分の不得意なことに注目して、取り組んでしまっているからかもしれません。あなた自身が伸び伸びと、人生を楽しく過ごしていくためにはまず、自分自身を深く知ることをお勧めします。
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